設計者主催の内覧会を開催

帝京大学小学校の写真

帝京大学小学校の写真その2

富永大毅建築都市計画事務所主催の内覧会を開催しました。上の写真は、富永君が独立前に隈事務所で担当した帝京大学小学校の竣工時のものです(ちなみに隈さんはボスの田村と同期です)。

富永君とは、松村研究室の後輩がドイツのミュンヘン工科大学に留学していた際に、同じように東工大から留学していた富永君と知り合い、帰国後の飲み会で、後輩の紹介によって知り合いました(2006年頃?)。その後、いつかお姉ちゃんに会えると思って……。

飲み会当時は、千葉学建築計画事務所に勤務していましたが、その後、隈研吾建築都市設計事務所に勤務し、2012年5月頃に独立しています(千葉さん、隈さん、いずれも東京大学建築学科で教鞭を執る優秀な建築家です)。

たまたま独立後の挨拶で久しぶりにコンタクトを取ったのをきっかけに、7月頃に現地調査に来てもらい、今回の建物の再生活用案の最初の図面を作図してもらったのですが、当時、アークブレインはクライアントである建物所有者様に提案可能なレベルの優れた設計案が必要な状況でした。

普段、国内トップクラスの建築家やデベロッパーと仕事をするなか、正直なかなか満足できる建築家は少ないのですが、ボスの田村に富永君の最初の図面を見せたところ、『こいつはセンスがあるな』とニヤリとつぶやいた時点で「このプロジェクトはうまく進むな」と担当者として一安心したのを覚えています。

その後、富永君と計画案を摺り合わせ、図面を最適化し、工事費を調整(雑誌等で露出の多い施工者の見積金額から別施工者で半額以下まで落としました)、関係関与者との合意形成を経て、建物所有者様に改修案をご提案、富永君をご紹介し、Andozaka COINの改修プロジェクトが動き出しました(クライアント最優先で運営段階の詳細は未検討のまま……)。

内覧会には、富永君の友人やご家族等もたくさん見学に来られ、『このクオリティーでその値段(利用料)は安すぎる』とポジティブな意見をもらえて良かったです。

……普段は建築家に厳しいボスの田村が『また頼もう』と珍しく言う、国内トップレベルのオススメの若手設計者です。

■富永大毅建築都市計画事務所
http://www.ht-at.com/

■隈研吾建築都市設計事務所
http://kkaa.co.jp/

■千葉学建築計画事務所
http://www.chibamanabu.co.jp/

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