今年最後の避難所運営ゲーム「HUG」 (ハグ)体験会を開催!
12月11日(日)13時から、避難所運営ゲーム「HUG」(ハグ)体験会がAndozaka COINにて開催されます!
津波や大震災など、大規模な災害時に学校の体育館や市民ホールなどに避難所が開設されることは、皆さんよくご存知だと思います。しかし、避難所が実際にどのように運営されているか、ご存知の方はあまり多くはないのではないでしょうか?
避難所を開設する時、もし何も手を打たなければ、殺到した避難者は体育館や教室で無秩序に場所取りを始め、結果としてどのような人が何人避難しているかさえ分からないような混乱状態に陥ってしまいます。
HUG(ハグ)
こうした避難所運営を考えるための一つの手法として、静岡県が2007年度に開発したゲームが「HUG」(ハグ)です。
HUGは、避難所の状況を図上で再現し、避難者の配置や炊き出し場などの空間配置、出来事への対応などを実際にやってみる、避難所運営を模擬体験できる仕組みです。数人のグループで行う、カードを使ったゲーム仕立てとなっていて、楽しく取り組める工夫が随所に施されています。
このHUGを実際に体験していたことで、東日本大震災では、様々な事情や被災状況の人たちに落ち着いて対応できたという事例もあり、具体的な成果が得られた手法です。
- 災害にあったとき、避難所が開設されるのは知っているけれど、どうやって運営するんだろう?
- 殺到する人々や出来事にどう対応すれば良いのだろう?
- 避難所の生活ってどんなふうになるんだろう?
避難所の運営に興味や関心のある方は、ぜひこの機会にHUGを体験してみてください!

昨年開催時の様子
講師は、文京区在住の二児の母、星彩子さん。「文京区版のHUGを一緒に考えましょう」と、主に子育て世代を対象に、防災意識の向上を目的にHUGの推進活動をしています。
今回は、防災減災のプロフェッショナル、進士智幸さんによるレクチャーもあります。
ご自宅の防災に関して、質問に優しく丁寧にお答えします。ぜひ、この機会をお見逃しなく。
進士さんは文京区生まれ文京区育ち。
一人でも多くの命を救いたいと、全国の消防・医療関係者と共に、訓練や技術検証を行い、文京区を中心に一般の方への情報・技術提供を行っています。
小石川消防団、大阪ライフサポート、日本救助犬協会、民間救助隊ジャパンタスクフォース所属。
<HUG体験会の概要>
- 日時:2016年12月11日(日)13:00~16:00予定(開場12:45~)
- 場所:Andozaka COIN 1Fイベントスペース ※託児スペース無し
- 定員:12名 ※高校生以上も参加可能
- 申込:12月11日(日)12時まで
- 費用:1,000円(当日支払い)
<詳細や参加のお申し込み>
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